大中恩 (おおなか めぐみ、1924年7月24日 - 2018年12月3日)は、東京都生まれの日本の作曲家。男性。土田藍(つちだ あい)という筆名で、自身の歌の作詞も手がけている。1989年、紫綬褒章受章。 父は『椰子の実』の作曲者である大中寅二。詩人、作家の阪田寛夫は従弟に当たる。 10キロバイト (1,302 語) - 2018年12月4日 (火) 05:05 |
ご冥福をお祈り申し上げます。
2018年12月04日 11時45分
童謡「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」などで知られる作曲家の大中恩(おおなか・めぐみ)さんが3日、亡くなった。94歳だった。喪主は妻、清子(せいこ)さん。
東京都出身。1945年、東京音楽学校(現・東京芸大)作曲科を卒業。数多くの歌曲、合唱曲を作曲したほか、55年、故・中田喜直さんらと、作曲家グループ「ろばの会」を結成。子供のための音楽の創作に力を注ぎ、数々の童謡の名曲を世に送り出した。
また、アマチュア合唱団を指導し、数々の地方演奏会やレコード録音を行うなど、ユニークな活動を続けた。
「椰子(やし)の実」を作曲した大中寅二は父。芥川賞作家で、「サッちゃん」の詞を書いた詩人の阪田寛夫は、いとこ。
89年に紫綬褒章受章。2004年に童謡文化賞を受賞した。
2018年12月04日 11時45分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20181204-OYT1T50058.html
(出典 www.sankei.com)